コロナによる影響で2名のシェフが陽性 今期最小人数でツアーを開催
今年度の別海町ふるさとレストランプロジェクトでは、6回のツアーを予定しており、今回が3回目となりました。感染が拡大している時期での開催でしたが、初めてツアー前の検査で陽性が出てしまう結果となり、楽しみにしていただいていたシェフ2名にはやむなく別の日程で改めてご参加いただく判断を致しました。幸い、両名とも無症状とのことで、9月末と10月末にはご参加いただきたいと願っております。
そんな中、今回2名のシェフにご参加いただきました。
- 2012年に初めてミシュランの一つ星を獲得後、2018年まで7年連続で獲得し、テレビなど各種メディアでも活躍中の鈴なり店主村田氏
- 29歳で四川省成都にある四川大学へ1年半留学し本場中国で腕を磨き、2021年7月に四川料理と点心を融合させた中國菜 李白を開業したばかりの佐藤シェフ
季節ごとに魅力ある海の幸がいっぱいの別海町
野付湾、根室海峡など近海の自然の恵みによって豊富な栄養が流れ込む別海町産の海の幸は、年間を通して様々な魚種があがります。9月になると秋サケ、別海町特産品のジャンボアサリなどの漁が始まります。今回はその準備をされている漁師の方の話を伺う機会をいただきました。
江戸末期、時の将軍-徳川家斉公より『献上鮭』の名を授かった唯一の鮭が別海町の西別鮭です。5℃以下の低温管理のもと丹念に熟成され、秋鮭本来の旨さを引き出すサケはふるさと納税でも大変好評のようです。一流料理人の技術が加わるとどんなメニューになるのか、今から期待に胸躍らされます。
北海道の中でも、道東エリアは酪農が盛んな地域です。気候も牛にとって過ごしやすく、品質の良い生乳が絞れる地域です。ここ別海ウェルネスファームさんは、牛の健康状態、ストレス状態によっても、大きく生乳の質が変わるとの考えから、有機の酪農にプラスして、テクノロジーを活用した、自由でストレスの無い飼育を行う取り組みをされています。
売りの意思で、絞られたい時に絞ってあげ、日光浴したい時に自由に外に出て、暑くて涼みたい時に牛舎のシャワーを浴びて涼む。そんな、ストレスの無い自由な生活を送ってもらうことで良い生乳が絞れる。ロボットで徹底的に管理されたこの仕組みは、今後ますます導入が進んでいくのでしょうね。