ふるさとレストランで目指していたこと

2年目となる別海町ふるさとレストラン事業をスタートさせる際に、ジビエ工房山びこの小林さんの加工場の敷地内に何やら大きな建物が建設されていました。

小林さんに聞くと、新しい加工場だと言うのです。最初はジビエの解体所でこんなに大きな施設があるのか、と疑うくらい大きな建物だったので目を疑ったのですが、第3回目のツアーの際にはその加工場が完成しており、それが本当にジビエの加工場であることを目の当たりにしました。

これまでの加工場は1頭解体する場所と、3頭ほど冷やす冷蔵スペースの規模だったのが、新しい加工場はその10倍の規模になっていたのです。

1年目の加工場。中を見させていただくのも順番待ちの状態でした。

小林さんは、「従業員も増えたんです」、「とにかくシェフの皆様から沢山のご注文をいただけたので規模を拡大することができました」と嬉しそうに加工場の案内をしてくださりました。

さらに翌年3年目には札幌にジビエ専門の飲食店を共同で出店されるということで、事業がどんどん大きくなっているようでした。

これは、まさに我々がふるさとレストラン立上げの頃から描いていた地方創生の理想の形の一つです。

ふるさと納税をすることで地域経済・事業者が繁盛し、雇用を創出し、次世代に受け継がれていく。

総務省によるふるさと納税のルールがどんどん規制されていく中で、我々は地域を応援する新しい仕組みを作ることができました。こういった成功事例があることを総務省の方々には知っていただきたいものです。

その課題や悩みを、ぜひ一度お聞かせください。

地方の課題は複雑で、一筋縄ではいきません。
私たちにお話いただき、整理しながら、ともに解決への糸口を探してまいりましょう。
ご相談お待ちしております。